好調ミランとのセリエA第9節を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので会見概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「マンジュキッチはミラン戦に招集することができます。ピアツァとキエッリーニは離脱したままです。マルキージオは復帰に近づいています。
ルガーニ?今日どのぐらいの痛みがあるのかを私達は見なければなりません。
リヨン戦では速攻が多くなると思っていたのですが、彼らの守備を破壊するハンマーを持つべきでした。後半からはこう着状態を解除できたと思います。
カウンターのリスクにさらされるなら忍耐を持たなければなりません。そうした状況に対処するために、私達は改善を続けているのです。
ーー リヨン戦ではクアドラードが決定的な仕事をしました
昨年から何度も述べていますが、控え選手も含めてチームなのです。ピッチに入り、試合を決定づけられることは貴重なことです。クアドラードとピアツァは試合を変えることができるカードなのです。
ーー ミラン戦は拮抗した試合になりそうですか?
ミランを称賛しなければなりません。才能があり将来のイタリア代表となる若手選手とともに素晴らしいリーグ戦を非常に優秀な監督と戦っているのです。
試合はいつも拮抗したものになります。ミランは若く、走力があり、テクニックもあるチームです。結果を得るには集中力、頭脳、運動能力、そして技術力が必要になるでしょう。
ーー 試合に向けたシステム変更などは?
私達は試合のクオリティーを改善させなければなりません。ボールの保持に関係なく、動きを良くしなければならないのです。
フォーメーション?チームはソリッドですし、良いプレーができる能力があるのですから、そうしなければなりません。ベナティア、バルザーリ、ボヌッチ、そしてエヴラ。3人が中央でプレーします。変更はないでしょうが、カウンターには注意が必要です。スペースを与えることは危ないですから。
ーー ダニエウ・アウベスのプレーに対する評価は?
ダニは4バックに変えたリヨン戦の後半は素晴らしいプレーを見せてくれました。リヒトシュタイナーもウディネーゼ戦で良いプレーをしています。
ーー (若手が台頭する)ミランを嫉妬しますか?
若手選手は経験が不足していますが、熱意があり、怖いもの知らずです。彼らはクオリティーを提供していますが、リーグ戦は長く、バランスが必要です。
ミランが勝利すれば、2ポイント差に迫る訳ですから熱意があることは事実でしょう。
カルチョが若いタレントを排出していることを私は嬉しく思います。私達もモイーズ・ケーンやカスタノスがいる訳ですからね。ロカテッリは非常に良いですし、活躍するまでの時間はそれほど要しないでしょう。
ーー ピアニッチのシーズンについては?
ピアニッチの今シーズンは良いものです。改善できますし、しなければなりません。彼は得点やアシストをいつもできる選手だからです。
中盤のMFとしてプレーすることもできますし、ディフェンスの前でプレーも可能です。インターセプトの方法やボールの扱い方も知っています。ディフェンスの前でプレーできないという評価は事実ではありません。
ーー イグアイン&ディバラへの評価は?
明日の試合で確実に言えることは2トップということです。イグアインとディバラは良い関係です。マンジュキッチは私達にとって非常に重要ですし、モイーズ・ケーンもプレーすることができます。もちろん、ピアツァも重要な選手です。
ーー “ベテラン” は大事
経験を持った選手や偉大な選手がいれば、勝利しやすくなります。リヨン戦でのブッフォンはハットトリックをしたようなものです。
ジジはこの20年間で十分すぎるほど示してきました。トッティはどのようにフットボールをプレーすべきかを知っており、その歩みを止めることはありません。カンピオーネたちのプレーを見ることは喜びです」