ユベントスのパラティーチSDがマリーナ・ディ・マッサの授賞式で『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じていましたので、概要を紹介します。
ファビオ・パラティーチSD:
「ナポリに行く前からレアルと話し合い、(イグアインを)獲得しようとしていました。ですが、経済的に合意に達することはできなかったのです。
ナポリが引き抜きを心配することはないと思いますよ。すべてのビッグクラブはトッププレーヤーに獲得オファーが届くことは知っています。
例えば、私達ユベントスはボヌッチやポグバに対し、多数のクラブからオファーを受け取っていますし、そうなった場合の代替プランを用意しておかなければなりません。
おそらく、ナポリも同じように上手くやっていることでしょう。しかし、イグアインは私達とは離れたところにいるのです。
また、私はナポリが私達の何選手かに興味を持っていると聞いていますが、現時点で獲得オファーが届いていないことを保証します。ですから、交渉が行われているということはありません。
マーケット?アグレッシブになっていますね。したがって、以前より熾烈になっています。
ピアツァは本物のタレントです。ですから、私達としては彼を近い位置で注意深く追いかけなければなりません。
イグアインの背後でディバラとプレーするか?私達には有能な監督がいますからね。その必要が生じれば、それは彼の役割です。ですが、イグアインは遠いと見ていますよ」
イグアイン選手の獲得には移籍金の額(契約解除金は9400万ユーロ)が高すぎることが現状です。また、マンジュキッチ選手が在籍していることもネックになります。エリア内で勝負するタイプのCFを2選手擁するメリットはありません。
ナポリで得ている年俸もユベントスの水準からは高額になるでしょうから、ハードルはまだ多く残っていると言えるでしょう。現状ではチームのバランスを崩し、火種を燻らせることになる取引に乗り出す動機は少ないと思われます。