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ライオラ、ポグバのユナイテッド移籍でユベントスと会談か

 ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』によりますと、ポグバ選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏が月曜日にユベントス首脳陣とユナイテッド移籍の件で会談する予定とのことです。

画像:敏腕代理人のミーノ・ライオラ氏
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 ポグバ選手の移籍についてですが、レアル・マドリードが交渉の “初期段階” であるとライオラ氏自らが発言していました。

 しかし、今回の会談で移籍先とクラブとして名前が出ているのはマンチェスター・ユナイテッド。モウリーニョ新監督を招聘し、プレミアでの復権を目指しており、資金面では世界屈指のクラブです。

 ポグバ選手の移籍金と位置付けられている1億2000万ユーロを支払う気があると代理人が判断したため、ユベントス側に移籍交渉を行う場を設けるよう要求したことが会談の理由と言えるでしょう。ただ、このタイミングでユナイテッド行きが決まることはないと思われます。

 

 ユナイテッドは来季CLに出場することはできません。この点によるデメリットは選手側が交渉で優位に立つことができる要因であり、ポグバ選手側が求める年俸をユナイテッドが飲むことができなければ、交渉がまとまらない理由となる可能性があるからです。

 また、ユナイテッドだけがポグバ選手獲得に興味を示すという事態はユベントスや選手・代理人にとって歓迎すべきことではありません。

 複数のクラブ(レアル・マドリードなど)による争奪戦が勃発した方が都合が良いためです。ユベントスは多額の移籍金を手にすることができますし、選手・代理人はより良い契約条件を引き出すことができるからです。

 したがって、現時点でのオファーは「ユベントスから門前払いされない」という内容のレベルであると見るべきだと思われます。

 

 ユーロ2016が開催中である現状では新チーム行きが決定することはないでしょう。期間中にポグバ選手を獲得したいと考えるチームが名乗りをあげ、大会終了後に本格的な交渉を経て、移籍が決定するという流れが有力です。

 ユナイテッドを “咬ませ犬” にし、本命と目されるレアル・マドリードから有利な条件を引き出す。敏腕代理人と言われるミーノ・ライオラ氏なら、このようなシナリオを描いていたとしても不思議ではありません。

 どういった交渉が行われることになるのか、今後の続報に注目です。