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マウリシオ・イスラにベシクタシュが関心

 「自分はユベントスに所属できるレベルにない」と異例の発言をしたチリ代表のマウリシオ・イスラ選手に対し、トルコの強豪・ベシクタシュが獲得に興味を示していると『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』が報じています。

画像:マウリシオ・イスラ選手
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 イスラ選手は 2015/16 シーズンを買取オプション付きのローン移籍でマルセイユに加入し、リーグ戦23試合(先発起用は20試合)に出場しました。

 主力選手として位置付けても良いだけの出場機会は確保したのですが、マルセイユが買取権を行使するだけの財政状態になかったため、ユベントス復帰が規定路線になっていたという経緯があります。

 しかし、選手本人が「ユベントスでプレーするだけの水準にないため、新たな移籍先を探す必要がある」という趣旨のコメントしているため、おそらく退団することになるでしょう。

 コパ・アメリカ・センテナリオのアルゼンチン戦が行われたリーヴァイス・スタジアムでベシクタシュのアリ・ナイビSDとイスラ選手の代理人が会談したと『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』の記事で言及されていることからも、移籍交渉が進展する可能性は大いにあると考えられます。

 

 組織的に守るというイメージの強いユベントスですが、サイドの攻防については基本的に1対1での対人守備での強さが要求されるという特色があり、イスラ選手のように攻撃・守備において周囲と連動することで持ち味を発揮するタイプは輝きづらい面があることは事実です。

 また、対戦するほとんどがビルドアップ時のミスを突いたカウンターで勝点をもぎ取ろうとする傾向もあるため、テクニックや判断力といった細かい部分が要求され、ミスが目立つと評価を落としやすいという事情もあります。

 これらのことを考えると、イスラ選手はユベントスの水に馴染まなかったと言えるでしょう。ただ、チリ代表でレギュラーとして活躍している実力は本物ですので、特徴の活きるチームに移籍することで輝きを取り戻すことが十分にあると思われます。

 プロフェッショナルなサッカー選手として良い環境を手に入れて欲しいと言える選手ではないでしょうか。