バルセロナから2選手の引き抜きという格好のネタを提供したユベントスのマロッタGMがアマルフィで行われた “フットボール・リーダー” の授賞式に出席していたタイミングに合わせ、『トゥット・スポルト』のパオロ・デ・パオラ記者が行った取材の概要を紹介します。
ジュゼッペ・マロッタGM:
「確認していませんし、否定もしません。彼らは違いを作り出せるチャンピオンなのです。ユベントスがターゲットにすることは簡単なことではないでしょうね。
私達の目標は若手とベテラン選手が融合したチームです。“新鮮さ” と “チャンピオンズリーグでの経験” がそのためには不可欠なのです。
ーー エヴラとモラタについて
エヴラの契約更新についてはもうじき発表できるでしょう。ベラルディについてはサッスオーロに対して買い戻し権がありますし、1週間ほどで合意するでしょう。
モラタがアーセナル?私達はレアルとすぐに会談しますし、アルバロの状況はそれから評価されることになります。
ーー ナポリについて
ナポリは近年ではユベントスのトロフィー獲得を妨げる唯一のチームと言えます。競争が激化することはカルチョ界によって良いことですから、私達は歓迎していますよ。
来季も競争が続くか?おそらくそうなるでしょう。重要なクラブですし、偉大なコーチもいることですからね。
ーー イグアインとディバラについては?
イグアインはチャンピオンであり、多くのゴールを決めました。イタリアのようなタフなリーグで成し遂げたのですから桁違いのことです。ディバラは飛躍しましたし、彼が私達といてくれてハッピーです。2人ともイタリア・フットボール界の優れた存在です。
ーー 方針について
フットボールでは機会を活かさなければならない状況があるのです。クラブにすべてを与えるためにやって来て、何も残さずに去っていくようなことはないのです。
ピルロがその例でしょう。私達が彼を獲得した時、異常なほどの刺激を受けたのですから」