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【移籍のウワサ】 ユベントス、ベナティア獲得に興味か?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ボヌッチ選手に移籍の可能性があるユベントスが CB 層を厚くする目的で、バイエルンのベナティア選手を獲得に興味を示しているとのことです。

画像:ユベントスからの関心が伝えられるベナティナ(バイエルン)
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 ベナティア選手はローマで台頭した CB で、2014年夏に3000万ユーロの移籍金でバイエルンに加入しました。しかし、この1年ほどは負傷に悩まされ、満足にプレーできていないという現状があります。

 ボヌッチ選手に引き抜きの報道があり、カセレス選手と契約延長しないのであれば、CB の即戦力選手を補強する必要があります。その点、実績のあるベナティア選手は理想的な選手と言えます。

 ただ、ユベントスもベナティア選手の “負傷癖” を懸念しており、レンタル移籍で様子を見たいと考えているのだと思われます。

 ガゼッタ紙が伝えた内容は「1年間のレンタル移籍(200万ユーロ)+買取2200万ユーロ」のオファーが出されるだろうと伝えています。この額はコマン選手をバイエルンに売却した場合とほぼ同額(レンタル費用700万ユーロ+買取2100万ユーロ)であり、取引としては悪くはないと言えるでしょう。

 

 ユベントスがベナティア選手をどれだけ高く評価していたとしても、移籍に踏み切るかはベナティア選手次第になると予想されます。

 選手本人や家族がドイツでの生活に適応できていないなら、イタリア復帰は十分にあり得るでしょう。ただ、来シーズンからはアンチェロッティ監督の下でプレーすることになるため、新しいモチベーションで臨むことも十分に考えられます。

 ただし、イタリア復帰を選択する場合は減給に応じる必要がありますので、この点についてもベナティア選手が容認できるかが鍵となるでしょう。