ベスト4入りを賭けて行われたユベントス・プリマベーラ対ボローニャの一戦はディディバ選手の2ゴールなどでユベントスが 3-1 で競り勝ち、準決勝へと駒を進めました。
試合に出場したユベントスの選手は次のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 21: リロラ・コソク、23: パロディ、5: セヴェリン(11' s.t. 13: ベルウアット)、4: コッコロ |
MF | 7: マチェク(11' s.t. 9: ポッゼボン)、14: トゥレ、15: ディディバ |
FW | 22: カッサータ(11' s.t. 16: ボヴェ)、18: モルゼッリ(32' s.t. 19: ディエイェ)、17: ディ・マッシモ(32' s.t. 2: エレウテーリ) |
短期間で試合をこなしていく必要があり、グロッソ監督は 4-3-3 を起用。ミラン戦に途中した選手がこの試合では先発に起用されるなど、うまく選手をやりくりして試合を迎えます。
試合は前半4分に動きます。右サイドを突破し、エリアに侵入したリロラ・コソク選手からのクロスを DF がクリアしようとして軌道が変わり、その浮き球をディディバ選手が頭で押し込み、ユベントスが先制に成功します。
リードを許したボローニャは反撃に転じ、12分の FK はデル・ファベロ選手が CK に逃れ、24分のシュートはポストに嫌われるなど得点を決めることができません。
逆に前半のアディショナルタイムにユベントスがリードを広げることに成功します。
左サイドからのクロスに飛び込んだディ・マッシモ選手と GK・DF の三者がもつれ、フィフィティのボールが空中へ。そのボールをディディバ選手が頭で押し込みリードを2点差に広げて、前半を折り返します。
追いつきたいボローニャは後半6分に1点差に迫ります。スルーパスに抜け出したスアレ選手がボックス付近からトップスピードのまま、右足アウトサイドのループを決め、追撃の狼煙をあげます。
勢いづいたボローニャでしたが、後半17分にペナルティエリア前ゴール正面やや左でディ・マッシモ選手を倒し、ユベントスに FK を与えてしまいます。その FK をディ・マッシモ選手が自ら壁の上を越す軌道のシュートを突き刺し、試合の行方を決めました。
なお、準決勝の相手はトリノを 2-1 で下したスペツィアと3月28日に決勝進出を賭けて対戦することとなりました。クレメンツァ選手を負傷で失ったことは痛手なのですが、良い形で大会を締めくくることができるのかに注目です。