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アッレグリ、セリエA最優秀監督に輝く 自身の去就については含みを持たせる

 アッレグリ監督が昨シーズンのセリエA最優秀監督に選出されたことが『トゥット・スポルト』など各メディアで報じられ、コメントや今後の目標が語られています。

画像:セリエA最優秀監督に輝いたアッレグリ
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 昨シーズン(2014/15シーズン)、アッレグリ監督はシーズン前に急遽辞任したコンテ監督の後任として就任し、セリエAとコッパ・イタリアを制覇し、チャンピオンズリーグでは決勝進出と文句ない成績を残しました。

 イタリア国内だけの成績ですと、ユベントスの資金力からすれば過大評価と指摘される可能性もありますが、ヨーロッパでの成績も考慮すると受賞は当然と言えるのではないかと思われます。

 結果を残した選手が所属するクラブよりビッグクラブから関心が示されるように、アッレグリ監督の去就に関しても騒がしくなっています。ユベントスの欧州での資金力は10位ほどで、プレミア勢のトップクラスからは1段下に位置しています。引き抜きの噂が絶えないのはそういった事情があるためです。

 

 ユベントスはアッレグリ監督と契約延長の希望を繰り返し述べていますが、実際に合意に達するまでは(交渉するタイミングがないこともあり、)少し時間を要することになるでしょう。

 おそらく契約延長についての話し合いの場が設けられるのは3月下旬にある代表戦ウィークになることが現実的だと言えるでしょう。

 「人生に 100% はない」とアッレグリ監督は授賞式でコメントしていますが、将来のことは誰も予想できないという趣旨であれば、特に騒ぎ立てる必要はありません。ユベントスはアッレグリ監督に対して、クラブが支出できる範囲内での適切なオファーを提示することが求められているのだと思われます。