サッスオーロのホームに乗り込んだユベントス・プリマベーラでしたが、前半を 0-1 で折り返すも、後半に3失点を喫し、3-2 で逆転負けとなりました。
Ancora Adjapong a segno: 3-1 per il @SassuoloUS! Juventus in evidente difficoltà! #SassuoloJuve pic.twitter.com/aR5p7cLKlK
— Sportitalia (@tvdellosport) 2016年3月6日
試合に出場したプリマベーラの選手は以下のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: アウデーロ |
DF | 2: リロラ・コソク、5: ロマーニャ、6: ブランコ・モレーノ、3: コッコロ('83 21: モルゼッリ) |
MF | 7: マチェク、10: クレメンツァ、4: カッサータ、8: カスタノス |
FW | 9: バダラ('69 20: ポッゼボン)、 11: ディ・マッシモ |
ユベントス・プリマベーラは 4-3-1-2 を選択。キャプテンを務めるロマーニャ選手が先発に復帰し、トップ下にはカスタノス選手が起用され、最前線はバダラ選手とディ・マッシモ選手がコンビを組んで試合を迎えます。
ちなみに、サッスオーロのプリマベーラには冬の移籍市場でユベントスが獲得に興味を示していると報じられたロジェリオ選手(ブラジル U-17 代表)も所属しています。
なお、ロジェリオ選手は試合のメンバー入りはしましたが、試合には出場していません。
試合は前半、ユベントス・プリマベーラが良い形で折り返すことに成功します。
6分に右 CK の跳ね返りを拾ったマチェク選手からキッカーのクレメンツァ選手を経由してカスタノス選手へとつながる。カスタノス選手のシュートはブロックに来た(サッスオーロの左 SB)マゼッティ選手の背中に当たってコースが変わり、ユベントスが先制することに成功します。
38分にはロングボールの対処に飛び出したアウデーロ選手が連携の乱れからピンチを招きますが、ここは失点には至らず、前半を 0-1 とリードして折り返します。
後半開始早々にもクレメンツァ選手に追加点の機会が訪れるも、シュートが枠を捉えず、時間だけが経過していた62分にサッスオーロに同点に追いつかれます。中盤からボールを持ち上がったブロウ選手がエリア手前から強烈なシュート。アウデーロ選手が前に弾いたボールをピエリーニ選手が押し込みスコアをタイに戻します。
勢いに乗ったサッスオーロはこの5分後、ロングボールを競り合ったアジャポング選手がブランコ・モレーノ選手がクリアしようとしたボールを足に当て、こぼれ球をみずから押し込み逆転に成功。さらに77分にはブロウ選手からのスルーパスに抜け出したアジャポング選手が冷静に押し込み、リードを2点に広げます。
ユベントスは88分にディ・マッシモ選手からのクロスをカスタノス選手が左足ボレーで決め、1点差に迫るものの、追い上げはここまで。試合は 3-2 で敗れましたが、2位のエンテッラも敗れたため勝点差5はキープしています。
試合後、グロッソ監督は次のように語っています。
ファビオ・グロッソ監督:
「いつも勝利できることが良いのですが、この敗戦は有益なものになるでしょう。
今日、試合を拮抗させるだけの強さを十分に有していませんでした。試合の結果は私達に最後まで決して諦めては行けないと教えてくれましたし、前を向いて必要なポジションを掴み取らなければならないのです。
また、サッスオーロには称賛しなければなりません。自分たちの時間が来るまで耐え続け、結果を持ち帰ったのですから」