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ユベントスの2015/16年度前期決算を読む【B/S編】

 ユベントスが 2015/16 シーズン前期の決算(PDF ファイル)を発表しましたので、財務諸表からチームの財政面がどのようになっているかを読み込んでみることにしましょう。

画像:Juventus

 11月に発表された第1四半期における財務状況は下表のとおりです。

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表1:第1四半期決算【2015年9月30日現在、単位:百万ユーロ】
項目流動資産固定資産全体
金融資産 * 4.1 4.1
現金および現金同等物 18.7 18.7
金融資産の部:合計 18.7 4.1 22.8
金融債務 リース会社 (9.7) (9.7)
スポーツ信用銀行 (5.1) (38.7) (43.8)
親会社
金融サービス会社 (86.7) (86.7)
銀行 (78.1) (78.1)
他の金融負債 (0.2) (0.2)
金融負債の部:合計 (179.8) (38.7) (218.5)
純金融負債 (161.1) (34.6) (195.7)

 6月の時点から「現金および現金同等物」が増え、親会社への金融債務を完済したことが第1四半期での大きなトピックでした。それが12月31日の時点で次のように変化しています。

表2:第2四半期決算【2015年12月31日現在、単位:百万ユーロ】
項目流動資産固定資産全体
金融資産 * 4.1 4.1
現金および現金同等物 23.2 23.2
金融資産の部:合計 23.2 4.1 27.3
金融債務 リース会社 (9.1) (9.1)
スポーツ信用銀行 (4.7) (36.3) (41.0)
親会社
金融サービス会社 (64.3) (80.3) (144.6)
銀行 (6.3) (23.5) (29.8)
他の金融負債 (0.1) (0.1)
金融負債の部:合計 (84.5) (140.1) (224.6)
純金融負債 (61.3) (136.0) (197.3)

 純金融負債の総額は9月末とほぼ同額ですが、流動資産と固定資産の金融負債額が逆になっていることが特徴です。この要因はユベントスが進めているコンティナッサ地区での『Jビレッジ』プロジェクトによるものと言えるでしょう。

 

 土地や建物といった現金化しにくい資産は “固定資産” として計上されます。

 決算報告書の中で「トリノ市はインターナショナルスクール、ホテル、メディアセンター、チームオフィス建設のためのインフラ工事許可を交付した」と記載していますので、それに応じて、流動資産から固定資産へと移ったものと言えるでしょう。

 健全経営を守り、成長を急ぎすぎないことが欧州トップクラスのクラブと資金力で渡り合うためには不可欠だと思われます。

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