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ザザ:「ユベントスに留まり、ゴールを量産し続けたい」

 ナポリとの大一番で決勝点を記録したザザ選手がファンからの Q&A で、現在の心境や憧れのストライカーについて語っていましたので、概要を紹介します。

画像:攻撃の牽引が期待されるユベントスのFW陣
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シモーネ・ザザ選手:
「あまりプレー機会を得ることができていなかったことは確かに不運なことでした。

 得点を決めたことは嬉しく思いますし、とてもすばらしい感覚で、大きなことを成し遂げたと思います。私は自分の得点記録をもっと伸ばせることを期待しています。

 ユベントス・スタジアムでプレーすることには特別な感情があります。対戦相手としてプレーした経験はあったのですが、それとは違ったものでした。セビージャとの試合でゴールを決めた時は本当にゾクッと感じましたし、トリノ戦でゴールを決めた際に耳にしたスタジアムからの地鳴りの時もそうでした。

 

 私はユベントスに所属していることを誇りに思いますし、長期に渡って在籍したいと思っています。

 ファンとの関係もすばらしいものです。彼らが私のことを知らなかった時期もありましたが、今では私に感謝してくれているのですから。

 

 ユベントスは私にとって到達点であると同時に、出発点でもあるのです。目標はここに留まること。そして、何年にも渡って自分自身を確立し続けることです。

 私のお気に入りのストライカーは(マルコ・)ファン・バステン、それから “怪物” と称されたロナウド、(ディディエ・)ドログバ、それから(ズラタン・)イブラヒモビッチです。私は本当に彼らのことが好きなのです」

 

 ザザ選手はユベントスに加入してから徐々にプレースタイルが洗練されて来た選手だと言えるでしょう。加入当初は裏のスペースを突くことだけの一辺倒だったのですが、徐々にポストプレーやパス&ゴーといった周囲との連携精度が向上し、プレーに幅が現れ始めました。

 ナポリ戦のゴールは縦パスを受けてから、すばやくターンし、シュートまで持ち込んだものです。

 今後はポストプレーで周囲の味方に落としてからリターンパスを受けるために動き出したり、リターンを受けた後の判断といった細かい部分でのプレーに評価基準が上がることになるでしょう。

 「ザザがいるから、夏の移籍市場で(大金を費やして)何が何でも即戦力の FW を取る必要はないんじゃない?」と言われるレベルのプレーを見せられるかがシーズン全体を通してのザザ選手に対する評価のポイントになるのではないかと思われます。