イタリア審判協会はセリエA第25節を担当する審判団を発表しました。大一番であるユベントス対ナポリ戦を担当するのはダニエレ・オルサート主審です。
当初、ユベントス対ナポリ戦を担当するのはニコラ・リッツォーリ氏が本命視されていました。
ところが、リッツォーリ主審が右足ふくろはぎを痛めたことで、主審交代を余儀なくされます。そのため、第6節ナポリ対ユベントス戦も担当したダニエレ・オルサート氏に白羽の矢が立ったと言えるでしょう。
ただ、オルサート氏が主審を務めるというストーリーはイタリアメディアにとっては想定内だったと思われます。それは今週中頃にルイジ・シモーニ氏がコメントした内容に由来するからです。
レフリー?(ダニエレ・)オルサートはイタリアでのベストレフリーです。誰が担当することになるにせよ、良い試合になるでしょう。
リッツォーリ氏ではなく、わざわざオルサート氏のレフリングについての質問しているのですから、ほぼ既定路線だったものと思われるからです。
ヴィチェンツァ出身のオルサート主審がユベントス戦を担当するのは今シーズン3試合目。過去5試合の戦績は下表のとおりです。
日時 | Serie A | 対戦カード |
---|---|---|
2014/09/27 | 2014/15 第5節 |
アタランタ v ユベントス [1 - 3] |
2014/11/30 | 2014/15 第13節 |
ユベントス v トリノ [2 - 1] |
2015/03/02 | 2014/15 第25節 |
ローマ v ユベントス [1 - 1] |
2015/09/26 | 2015/16 第6節 |
ナポリ v ユベントス [2 - 1] |
2015/12/13 | 2015/16 第16節 |
ユベントス v フィオレンティーナ [3 - 1] |
1勝1敗(4得点3失点)の記録が残っています。過去にオルサート主審が担当したユベントススタジアムでのユベントス対ナポリ(2011/12 シーズン)はユベントスが 3-0 の勝利で終えていますので、今回もその結果を再現して欲しいところです。
ちなみに、ナポリ目線で見ますと、今シーズンは3戦3勝(8得点4失点、6節:14節:21節)と非常に相性の良い審判だと言えるでしょう。
なお、オルサート主審とともにユベントス対ナポリ戦を担当する副審はマウロ・トノリーニ(Mauro Tonolini)氏とエレニト・ディ・リベラトーレ(Elenito Di Liberatore)氏。第4審判はアンドレア・パドヴァン(Andrea Padovan)氏。
追加副審はジャンルカ・ロッキ(Gianluca Rocchi)氏とマッシミリアーノ・イッラーティ(Massimiliano Irrati)氏が担当すると発表されています。