ユベントスのプリマベーラチームを率いるファビオ・グロッソ監督が『ユベントスTV』の番組に出演し、トリノとのプリマベーラ・ダービーに向けた意気込みを語りました。
ファビオ・グロッソ監督:
「私達は順位争いの主役になりたいと思います。プリマベーラのチャンピオンシップを勝ち取れるクォリティのあるチームですが、そのポテンシャルをピッチ上で出し尽くさなければなりません。
今シーズンのスタートは良いものでした。正しい方向に向けて進むことができています。
多くの点で成長し改善していかなければなりません。それが私達を進むべき場所へと連れて行ってくれるのです。
ー 昨シーズンはクレメンツァ選手が光りました
特に心に残っている試合です。正直なところ、いくつかの試合で私達は良い内容でしたが、それ以外ではあまり良いものではありませんでした。
ですが、それらすべてが私達にとってポジティブ/ネガティブの両面でレッスンとなりました。
ビオラ(=フィオレンティーナ)戦では私達はあまり美しくありませんでした。しかし、まだキャラクターを出すことはできていません。そこがポイントなるでしょう。
(プリマベーラ)TIM カップはもう1つの目標です。私達は上手くやりたいと思います。昨年、私達は準決勝の舞台でラツィオに敗れました。その時の借りを返したいという強い欲求があるのです。
私達は偉大な個性を持った競争力のある選手層がありますし、協同体として成長して行くことが必要なのです」
ユースチーム版のコッパ・イタリアですが、ユベントス・プリマベーラチームは昨年と同様に準決勝まで駒を進めています。
スケジュールは1月27日(H)と2月10日(A)の日程でフィオレンティーナのプリマベーラと対戦することになっています。なお、グロッソ監督が「借りを返したい」とコメントしているラツィオは反対側でインテルとの対戦しており、対戦する可能性があるのは決勝での相見える場合に限定されます。
トップチームに定着することができる可能性を持ったユース出身の選手をどれだけ排出できるかが、グロッソ監督の評価の鍵となるでしょう。