NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

ユベントス、ジェノア、ウディネーゼ、マルコ・モッタを巡る契約でペナルティの可能性あり

 昨シーズン冬にユベントスとの契約が解除されたマルコ・モッタ選手ですが、このモッタ選手の契約を巡り、ユベントスジェノアウディネーゼの3チーム計9名にペナルティーが科されるのではないかと『トゥット・スポルト』が報じています。

画像:ユベントス時代のマルコ・モッタ
PR

 

 モッタ選手は2010年にウディネーゼからユベントスに加入したのですが、リヒトシュタイナー選手とのポジション争いに敗れ、2015年1月に契約解除となるまでにレンタル移籍を繰り返した経験を持っています。

 処分の理由ですが、『2015年3月31日まで有効な “選手たちの代理人” の規則に関するスポーツ規約1条1項を違反したため』という内容が発表されています。

 該当項目ですが、おそらく下記の文言に抵触したものだと思われます。

 Le società, i dirigenti, gli atleti, i tecnici, gli ufficiali di gara e ogni altro soggetto che svolge attività di carattere agonistico, tecnico, organizzativo, decisionale o comunque rilevante per l’ordinamento federale, sono tenuti all’osservanza delle norme e degli atti federali e devono comportarsi secondo i principi di lealtà, correttezza e probità in ogni rapporto comunque riferibile all’attività sportiva.


 意訳)クラブ、経営陣、選手、技術者、関係者、および、競合的、組織的、経営判断、もしくは基幹システムに関係するすべての人物は規則を遵守することが求められます。また、行動についても、スポーツの関係に対し、忠誠・誠実・公正の原則に従うことが要求されます。

 ユベントスが問題視されている部分は2012年7月19日にマロッタGMがモッタ選手の代理人だったジュゼッペ・ボッタ弁護士と(選手の移籍に対して)個人合意していたことと指摘されています。これがプロフェッショナルな姿勢ではないと報告されたとのことです。

 

 仮にペナルティーが科された場合、罰則条項にある5〜18万ユーロの罰金、もしくは勝点1もしくは2の剥奪が可能性として起こり得るとトゥット紙は報じています。一方のガゼッタ紙は、ユベントスは罰金で済むだろうと伝えています。

 戦力外だった選手によって勝点が剥奪されるような事態が発生すると、ファンは間違いなく怒り狂うことになるでしょう。また、選手の移籍時における『内定』をどのように扱うかによっても紛糾する案件だと言えるでしょう。

 続報を待つ必要のあるニュースだと思われます。