チャンピオンズリーグの影に隠れていたのですが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がブラジル代表の新守護神アリソン・ベッカー選手を巡り、ユベントスとローマが争奪戦を繰り広げていると報じています。
アリソン選手はブラジル・インテルナシオナルに所属する1992年生まれの現在23歳。2018年のロシアW杯南米予選第2節ベネズエラ戦(10月14日)から3試合連続で代表チームのゴールマウスを守り続けている期待の若手選手です。
ガゼッタが伝えている内容によりますと、アリソン選手の現行契約は2016年11月まで。そのため、移籍金700万ユーロで獲得できるのではと報じられています。
ユベントスは5年契約をオファーするとガゼッタ紙は伝えていますが、選手本人が EU 圏外であることから、イタリアのパスポートを待つ必要があります。ユベントスの持つ強みとしてはドイエン・スポーツがマネージメントする選手だという点でしょう。アレックス・サンドロ選手の取引に続き、実績を積み重ねられるかが注目です。
イタリアの2チームが獲得に興味を示していることに対し、アリソン選手は次のようなコメントを火曜日に残しています。
アリソン・ベッカー選手:
「誰にも Yes とも No とも言っていません。オファーを受けたことはありますし、ローマとユベントスが興味を持っていることは良く知られています。また、インテルナシオナルも契約更新の意図があります」
ブッフォン選手の後継者問題をユベントスが抱えているとは言え、アリソン選手がユベントスに加入するかはロシアW杯後に引退するであろうブッフォン選手の控えで我慢できるかということにかかっているでしょう。
今夏に加入したネト選手も出場機会を満足に得られていないため、移籍が噂されています。セリエAでプレーするのであれば、シュチェスニー選手がアーセナル復帰を口にしているローマが本命であると思われます。