現地11月25日にユベントスはホームにグループ首位に立つマンチェスター・シティを迎えます。チームはグループリーグ突破を年内最初の目標に掲げていますが、その突破条件を確認することにしましょう。
第4節を終えた時点での順位表は下表のとおりです。
チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 勝点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
マンチェスター・シティ | 4 | 3 | 0 | 1 | 8 | 5 | 9 |
ユベントス | 4 | 2 | 2 | 0 | 5 | 2 | 8 |
セビージャ | 4 | 1 | 0 | 3 | 5 | 7 | 3 |
ボルシアMG | 4 | 0 | 2 | 2 | 2 | 6 | 2 |
残り試合の関係で、マンチェスター・シティは既に勝ち抜けを決めています。決勝ラウンドへ進出できる残り1枠をユベントスとセビージャが争っていることがグループDの見所と言えるでしょう。
第5節、6節の対戦カードは次のとおりです。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
---|---|---|---|
UEFA CL | 05 | 11月25日 | ユーヴェ 対 マン・シティ |
ボルシアMG 対 セビージャ | |||
06 | 12月8日 | マン・シティ 対 ボルシアMG | |
セビージャ 対 ユーヴェ |
ユベントスが第5節でグループ勝ち抜けを決めるには次の条件のいずれかを満たす必要があります。
- 勝利 → 勝ち抜け
- 引き分け/敗戦 → セビージャが引き分けか敗戦で勝ち抜け
つまり、ユベントスは残り2試合で勝ち点『2』以上を獲得すれば、セビージャの結果に関係なく、グループ突破が決定します。しかし、最終節がセビージャとのアウェー戦であるため、ホームで戦えるシティ戦で勝ち抜けを決めておきたいところです。
ボルシアMGはチャンピオンズリーグでの敗戦は決定しましたが、ヨーロッパリーグに回る3位には自力でなれる可能性は残されています。したがって、ある程度はユベントスの援護射撃を期待できると言えるでしょう。
5節に対戦するマンチェスター・シティですが、直近のリーグ戦はホームでリバプール相手に 1-4 の敗戦をするという内容でした。先発したシティの選手は以下のとおりです。
【シティ:4-2-3-1】
GK: ハート
DF: サニャ、デミチェリス、マンガラ、コラロフ
MF: ヤヤ・トゥレ(フェルナンジーニョ '46)、フェルナンド
OMF: ヘスス・ナバス(デルフ '46)、デ・ブライネ、スターリング
FW: アグエロ(イヘアナチョ '65)
オタメンディとフェルナンジーニョを温存していたのですが、高めに設定された DF 裏のスペースをコウチーニョやフィルミーノといった上手い選手に使われ、失点を重ねた試合でした。
ユベントスの狙いとしては攻めてくるであろうシティの高い DF ラインの裏をクアドラードやモラタのスピードを活かして突くことができるかが鍵と言えるでしょう。
また、怪我から復帰し、65分間プレーしたアグエロを抑えられるかが勝ち点確保のためには欠かせません。タイプ的にはテベスと似ているだけに、トレーニングで培ったであろうタイトな守備を見せ、勝利をたぐり寄せられるかが守備のポイントとしてあげられると思われます。