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2015/16年度の第1四半期決算を読む【収支状況編】

 先日発表されたユベントスの 2015/16 年度第1四半期決算の内容を読むシリーズの最終回、収支状況についての日本語訳を紹介します。

画像:Juventus
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表1:第1四半期の収支報告【2015年7月〜9月末日、単位:ユーロ】
項目 2015/16 Q1 2014/15 Q1
チケット販売 8,242,376 7,121,239
テレビ・ラジオ放映権
およびメディア収益
36,987,286 20,874,628
スポンサー/広告収益 17,424,100 13,067,296
選手登録権益 34,876,332 6,214,223
他の収益 7,429,048 5,993,135
総収益 104,959,142 53,270,135
用具/サプリ等購買費 (1,577,898) (789,731)
外部サービス (11,382,787) (8,914,599)
選手年俸/スタッフ費用 (53,523,877) (43,823,944)
他の人件費 (4,162,972) (3,231,602)
選手登録権への費用 (4,447,615) (3,914,510)
他の支出費用 (1,442,312) (1,659,524)
総事業費用 (76,537,461) (62,333,910)
選手登録権の償却/評価損 (16,088,952) (13,303,400)
有形/無形資産の償却 (2,266,452) (2,098,342)
経常外収支 10,638,769
営業利益 20,705,046 (24,465,131)
金融利益 698,463 817,270
金融費用 (2,655,302) (3,240,338)
税引き前利益(損失) 18,748,207 (26,888,199)
当期税金 (1,687,980) (1,688,507)
繰越税金 (255,543) (28,616)
当期利益(損失) 16,804,684 (28,605,322)

 収益面では昨年の同時期と比べてプラスの数値が並んでいることはポジティブなことだと言えるでしょう。チケット販売や放映権料も増加しており、良い兆候だと捉えられます。

 支出の面では、選手年俸やスタッフの人件費が増加していることは見落とせません。年棒は増加しているにも関わらず、成績は伸び悩んでいる現状では批判の声が発生する原因になります。それに見合ったパフォーマンスをピッチ上で示せるかが鍵になるのではないかと思われます。