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【採点】 2015/16 セリエA第4節 ジェノア対ユベントス

 マンチェスター・シティ戦での勝利を活かしたいユベントスジェノアホームに乗り込んだセリエA第4節はユベントスが 0-2 でセリエA初勝利を上げることに成功しました。

画像:2015/16 セリエA第4節 ジェノア対ユベントス

 この試合に先発した両チームのメンバーは以下のとおりです。

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画像:2015/16 セリエA第4節 ジェノア対ユベントス 先発メンバー
表1:先発メンバー(セリエA第4節:ジェノア戦)
  Genoa
[3-4-3]
Juventus
[4-3-3]
GK 23: ラマンナ 1: ブッフォン 画像:キャプテン
DF 4: ドゥ・マイオ
8: ブルディッソ 画像:キャプテン
5: イッツォ
26: リヒトシュタイナー
15: バルザーリ
3: キエッリーニ
33: エヴラ
MF 90: シソコ
81: リンコン
31: ジェマイリ
93: ラクサール
27: ストゥラーロ
18: レミナ
10: ポグバ
FW 16: カペル
10: ペロッティ
18: ヌチャム
16: クアドラード
17: マンジュキッチ
9: モラタ

 試合序盤はチャンピオンズリーグの勢いをそのままにユベントスがオープニングシュートを放つ展開で始まりました。ですが、チーム成熟度で勝るジェノアが押し込み始め、上手く守備が機能していない時間帯が続きます。

 その中でモラタ選手が腹部を痛めた影響で、ペレイラ選手との交代を余儀なくされました。しかし、この交代でボールが回せるようになり、ペレイラ選手のクロスからポグバ選手のボレーを経て、先制点が生まれました。

 クアドラード選手の裏への抜け出しで相手選手を前半で退場に追い込んだこともあり、後半はピンチらしいピンチを迎えることなく試合を勝ち切ることができました。

 この試合に出場したユベントスの選手/監督への採点は次のとおりです。

 

GK: ブッフォン 6.0
 ジェノアが10人になってからの最大の敵は睡魔だっただろう。そのぐらい今日は出番が訪れなかった。

DF: リヒトシュタイナー 6.0
 ラクサールとのバトルを繰り広げ、守備に貢献できていた。クアドラードと連携の精度をさらに向上させることに期待。

DF: バルザーリ 6.5
 試合全体を通してDFラインに緊張感を与え続けていた。不用意なファールもせず、壁として立ちふさがっていた。

DF: キエッリーニ 6.5
 対人面での強さを発揮し、相手FW陣にフラストレーションを募らさせていた。また上手く PK を獲得したこともプラス評価である。

DF: エヴラ 6.0
 自身の守る左サイドを崩されることもなく、効果的な攻め上がりも見せていた。気持ちよくプレーできた試合だったと言えるだろう。

MF: ストゥラーロ 5.5
 ソリッドな面を発揮するだけでは物足りないし、ボールを上手く引き出すような周囲との連携がこれからのパフォーマンスに求められている。

MF: レミナ 6.0
 視野の広さやボール奪取力など随所で才能の片鱗を見せつけていた。ただ、ポジショニングとファールしがちの部分は要改善である。

MF: ポグバ 6.5
 シティ戦で点火したモチベーションはこの試合も続いていたようだ。ユベントスがあげた2得点に絡む活躍をし、10番の役割を果たした。ポグバがどれだけ良いコンディションでプレーできるかにチームの命運が託されていると言えるだろう。

FW: クアドラード 6.5
 試合の入りは低調だったが、ブーストボタンを押した後は見違えるようなパフォーマンスになった。対面したイッツォがイエロー2枚で退場になったのだから、威力は凄まじいものであることは明らかだ。

FW: マンジュキッチ 5.0
 2度の絶好の得点機会を決め切れなかったのだから、誰もが物足りなく感じている。戦う姿勢を全面に出すことは好ましいが、ゴール前での冷徹さも同じほど重要なものである。

FW: モラタ 6.0
 試合開始20秒でシュートを放つなど素晴らしいスタートであったが、腹部に痛みを訴えて途中交代となった。

 

【交代選手】

FW: ペレイラ 7.0
 モラタが負傷した22分に緊急投入。ウィングの位置に入ったが、極端に開きすぎずトップ下でボールを受けるなどリズムの変化をもたらした。先制点のきっかけである裏への抜け出しとターンは見事なものだった。

MF: エルナネス 6.0
 76分にレミナと交代で出場。大きなインパクトは残せなかったが、致命的なミスを犯すこともなかった。

FW: ザザ ー
 83分にマンジュキッチと代わり、ユベントスでのセリエAデビューを果す。アピールをしようとしたが、それだけの時間とプレースペースが与えられることはなかった。

アッレグリ監督 6.5
 気が緩みがちになるチャンピオンズリーグ明けの一戦で勝ち点3を獲得したことは大きい。モラタが負傷交代を強いられた際にペレイラを投入し、チームの流れを良くした采配が試合を決めたと言えるだろう。

バレリ主審 6.0
 ユベントスのフランス人に何か恨みでも持っているかのようなカードの出し方であった。レミナはハンドリングなどファールが多かったため、合わせ技でカードが出されたことは理解できるが、エヴラやポグバにカードが出た基準が不明だ。それ以外の判定は可もなく不可もなくといったところだ。