ユベントスの数少ない補強ポジションと目されていた左 SB ですが、ポルトのアレックス・サンドロ選手を獲得できそうな状況だと『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』が報じています。
PR
選手側が契約延長の意向を持っていないと報じられてから急遽方針転換をすることになったユベントスですが、移籍金2200万ユーロ(+ボーナス)でポルトとは基本合意に達し、また、選手とは年棒250万ユーロの5年契約で個人合意に至ったと伝えられています。
個人的にも、契約期間が残り1年になった選手にボーナス込みで2500万ユーロ近くの移籍金を支払うことは割高な印象があります。
しかし、アレックス・サンドロ選手が1991年生まれの24歳で、チャンピオンズリーグでの出場経験があり、高い評価を得ていたことを考えると2000万ユーロは必要経費だったと判断すべきことです。また、エヴラ選手の年齢面を考慮しても、獲得アプローチは適切なものだったと言えるでしょう。
ですが、獲得へのライバルチームがいるだけに正式発表があるまで油断はできません。
アレックス・サンドロ選手への興味を示しているのはマンチェスター・シティとレアル・マドリードと言われているのです。どちらのチームも年棒面ではユベントスを上回るオファーを提示できますが、前者にはコラロフ選手、後者にはマルセロ選手とチーム内で評価されている主力選手が君臨しています。
この部分をアレックス・サンドロ選手がどう評価するかによって、最終的な移籍先のチームが決定することになると思われます。