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【コラム】 バルトメウがバルサ会長選に勝利、ポグバ移籍の可能性は減少か?

 バルセロナのファンクラブ会員(ソシオ)による投票で現職のジョゼップ・バルトメウ氏が当選しました。ポグバ獲得に最も熱心だったラポルタ元会長は得票率で 33.3% で2番手という結果でした。

 この結果により、獲得が噂されたポグバ選手が移籍する可能性は少なくなったと言えるでしょう。

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 ポグバ選手がバルセロナに移籍する可能性が少なくなったとは言え、限りなくゼロに近づいたという意味ではありません。

 あくまでも、“何が何でも” というレベルが “良い選手だから獲得すべき” というレベルに(少し)トーンダウンしたと程度だと思われるからです。バルセロナの中盤はブスケツイニエスタラキティッチ、(新加入の)アルダ・トゥランがいますので、補強が必要なポジションだと考える人は少ないでしょう。

 ただ、バルセロナというチームは発言力のヒエラルキーが『メッシ > 会長 > 監督』になっていると思われる点が随所に見られるため、会長の意向が翻ることを想定しておく必要があるからです。

 

 もしポグバ選手がバルセロナに加入するとすれば「来年の夏」か「ルイス・エンリケ退任後」が(現時点では)有力でしょう。2016年1月まで補強禁止であることも、積極的に動けない理由だと言えます。

 獲得の名前が上がっていたマンチェスター・シティリバプールからスターリング選手を獲得することに大金をつぎ込んだため、今年の夏にさらなる大型補強が可能となる資金を準備することは難しいでしょう。可能性があるとすれば、 UEFA から FFP による制約を解除されたパリ・サンジェルマンになると思われます。

 いずれにしても、2015/16 シーズンはユベントスにポグバ選手が残留する可能性が高くなったことは間違いなさそうです。